沪江小D・日语每日一句

2009年1月9日金曜日

今年度の授業終了

私はある大学で第二外国語としての中国語を教えています。今日は今年度最後の授業の日でした。一年間を振り返ってみると、といっても実際は一年間もないのですが、本当にあっという間に終わってしまった感じがします。

今年は後期からコミュニケーションを重視した練習を多く取り入れてみました。結果からいうと、自分でいうのも何ですが、この試みはまあまあ成功だったのではないかと思いました。

以前は、まず文法事項を説明した後、その文法事項が使われている会話文を、CDの音声の後について一文ずつリピートさせて、それを数回行って覚えさせようとしていました。ですが、今年の学生はとっても素直で(笑)、説明の時はすかさず居眠りするし、リピート練習の時は口だけ動かしながらも何だかつまらなさそうにしていました。学生のそんな姿を見ながら教えるというのは、ただただ消耗するだけで、全然面白くありません。

それで、後期からは方法を変えました。

まず、その日に学習するべき文法事項を使った短い会話文を提示します。この会話文で使用する単語はできるだけ既習のものにします。そして、具体的かつ実際に起こりそうな場面での会話文になるようにします。こういうのが教科書に書いてあると楽です。そうでない場合は教科書の会話文に加工を施して利用したり、新たに別の会話文を作ったりします。実はこの準備作業が結構大変です。

それから、問答形式で文章の大体の意味を推測させます。また、この時点では、文法についてあまり詳しく説明しません。「この部分は~という意味です」ぐらいにして、簡単に済ませます。

会話文の意味を把握したところで、一度リピート練習をします。そして今度はペアやグループで練習させます。クラスの規模が小さいので、全員でお互いに入れ替わりながらインタビュー形式で質問しあう、ということもしょっちゅうあります。私も一緒に練習しては、楽しんでいます。

その次に、文法事項に立ち返り、形式、意味の面、以前習った文法事項との類似、関連などを問答形式で確認させます。こちらからは質問を小さく分けて小出しにして、学生自身が簡単な理屈を積み重ねて理解できるように「仕向け」ます。完全に誘導しています。

この後、文法の練習問題を解いたり、会話文の内容を聞き取ったり、という活動も行ったりします。

いわゆるコミュニカティブ・アプローチという教授法を応用したものです。ただ、一般的なコミュニカティブ・アプローチというのは、中国語の授業なら中国語で行うところなのでしょうが、私の場合は日本語で行っています。すみません、勝手に変形させてしまいました。

あ、でも授業中に中国語を使うこともありました。例えば、次のようなものです。

  私:「質問はありませんか?」
  学生:「ありませ~ん」

  私:「練習は終わりましたか?」
  学生「終わりました」

本当はもっとたくさん中国語を使いたかったのですが、学生がついてこなくなるのを恐れて、よく使うものだけにしておきました。
 
以上のような方法を取り入れて一番よかったのは、誰も居眠りしなくなったことです(笑)。だって練習したり、質問に答えたりして忙しいから、居眠りする間なんてないんですよね。

まだまだ改善の余地が多くありますが、今後もしばらくはこの方法でやっていこうと思っています。

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